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東洋大学の国際観光学部「MICE論」にて講義を行いました。(2020/1/30)
2020年1月30日、東洋大学の国際観光学部「MICE論」の授業において、一般社団法人MICE総研(東京都千代田区、代表理事:吉岡 純二)の主任研究員 田邉 優介が登壇し、講義を行いました。

東洋大学の国際観光学部では、2019年度後期の科目として、「MICE論」を開講しています。
その中で、田邉は「都市のMICE戦略」をテーマに講義を行いました。

講義では、観光におけるMICEの位置づけやMICEを取り巻く環境について整理した上で、それぞれの都市がなぜMICE戦略を策定し、誘致を積極的に行っているのかを説明。具体的な事例として、当法人が策定支援をさせていただいた「札幌MICE総合戦略」の事例を交えながら、都市がどのように戦略を策定し、MICE誘致に取り組んでいるのかをお伝えしました。
そして、MICE産業の将来性とMICEビジネスの面白さについて、田邉自身の旅行会社やDMOでの経験も踏まえ、お伝えしました。

約30名の受講者は、熱心に耳を傾け、最後にはたくさんの質問を受け付けました。また講義終了後にも個別に質問にくる学生さんも多く、東洋大学の国際観光学部の学生さんの積極的な姿勢が印象的な講義となりました。

MICE総研では、今後もこのような活動を通じ、学生や若年層に向け、MICEの有用性やMICE業界の魅力を発信してまいります。




〇講師プロフィール
田邉 優介(主任研究員)
Yusuke Tanabe

大手旅行会社、地域活性化に取り組む第3セクターの地域DMOを経て、株式会社コングレに入社。一般社団法人MICE総研にて主任研究員として、MICEに関する調査・研究、コンサルティング等に従事。札幌MICE総合戦略など各自治体からの依頼によるMICE戦略策定支援や各種調査、デベロッパーやゼネコン、IR事業者をはじめとした民間企業からの依頼によるMICE施設開発についての調査・コンサルティングなどを行っている。旅行会社時代には、社内でいち早くMICE事業に取り組み、トップセールスマンとして活躍。DMO時代には、持続可能な地域開発を目指すため、DMO経営の核となる事業の確立に腐心。行政の補助金や助成金に頼ることなく事業収支のみでの黒字化を実現し、内閣府や観光庁、農水省などで先進事例としてたびたび取り上げられた。